ドラクエ1&2リメイクが気になって検索してきたけれど、「どれくらい内容が変わっているのか」「HD-2Dって実際どうなのか」「買うならどのハードがいいのか」あたりがモヤモヤしている人も多いかなと思います。昔ファミコンで遊んだ世代も、最近のRPGから入った世代も、情報がまとまっていないと少し不安になりますよね。
ゲームを選ぶときって、アルファード残クレ割合やアルファード残価設定ローン、アルファード残価率、アルファード残クレ地獄、アルファード残クレ後悔みたいなお金まわりのキーワードを事前に調べてから決めるのとちょっと似ていて、「知らないまま突っ込むのは怖いけど、ちゃんと分かれば安心して選べる」という感覚があるはずです。この記事では、その不安をゲーム版で解消していきます。
ここでは、ドラクエ1&2リメイクのストーリーやシステムの変更点、難易度やボリューム感、DQ3リメイクとの関係、そしてどのハードで買うのが合っていそうかまで、プレイヤー目線でまとめていきます。読み終わるころには、「自分はどの難易度で、どのハードで遊ぶか」がイメージできて、ワクワクした気持ちでロトの世界に飛び込めるようになるはずです。
この記事を読めば分かる情報です
- ドラクエ1&2リメイクでの主な変更点と新要素が分かる
- 難易度やボリューム感から自分に合う遊び方をイメージできる
- 対応ハードの違いや購入時のチェックポイントを把握できる
- DQ3リメイクとの繋がりやおすすめのプレイ順が理解できる
ドラクエ1&2リメイクとは?

まずはドラクエ1&2リメイクがどんな位置づけの作品なのか、「何がセットになっていて、どこまで作り直されているのか」を整理していきます。このパートを読んでおくと、後の細かい話もすっと頭に入りやすくなるはずなので、軽く全体像を掴むつもりで読んでみてくださいね。
変更点と新要素の概要
ドラクエ1&2リメイクは、ロト三部作のうち前半の2作をひとつのパッケージに収めたHD-2D作品です。単に「昔のドットをキレイに描き直しました」というレベルではなく、グラフィック・ストーリー・システム・快適機能の4つの軸で総合的に作り直されているのがポイントなんですよね。
まずグラフィック面では、オクトパストラベラーシリーズでおなじみのHD-2Dスタイルを採用し、懐かしい2Dドットキャラが、光と影の効いた立体的な背景の中をちょこちょこ動き回ります。町の建物や城の内部、洞窟の奥行きが奥まで見通せるので、「ここって原作だとこんな感じのマップだったよな」と思い出しながら歩くとすごく楽しいです。足場の段差や影の落ち方で、ダンジョンの怖さもちゃんと表現されているのが良いところですね。
ストーリー面では、ドラクエ1・2どちらもイベントや会話が大幅に追加されていて、原作の「想像で補っていた部分」がかなり具体的に描かれるようになりました。勇者のルーツやロトの伝説、三国の王家の背景など、「昔は説明されなかったけど、実はこういう事情だったんだ」と分かるシーンが本当に多いです。プレイ時間も2作合計で40〜50時間前後を想定したボリュームなので、がっつりRPGを1本遊ぶ感覚で向き合えます。
ドラクエ1&2リメイクで追加された主な要素
- HD-2Dグラフィックで町・フィールド・ダンジョンを再構築
- 新規イベントやサブクエストの大量追加でシナリオ量アップ
- 巻物による呪文・特技習得で育成ルートにバリエーションが生まれる
- 紋章システムでアクセサリ的なビルド要素が追加
- 難易度選択とHP1で踏みとどまる救済設定
- オートセーブ・クイックセーブ・オートバトル・目的地ガイドなど快適機能
システム面をざっくりまとめると、ドラクエ1は主人公一人旅のまま、ドラクエ2は3人+新キャラという構成は維持しつつ、戦略の自由度と「遊びやすさ」の両方を底上げした形になっています。たとえば巻物システムのおかげで、同じ勇者でもプレイヤーごとに覚えている呪文が微妙に違ったりして、「今回の周回はこのビルドでやってみようかな」という楽しみ方もできるんですよね。
快適機能もかなり充実していて、戦闘テンポの高速化やオートバトル、敵の弱点表示など、「昔のRPGの良さは残したまま、今のプレイヤーが不便に感じるところはちゃんとケアする」という方針がよく伝わってきます。道に迷いがちだった人も、目的地ガイドが出るのでストーリーを追うだけならほぼ迷子にならなくなっているのも安心ポイントです。
原作との違いとストーリー
ストーリー面の変化は、ドラクエ1&2リメイクの中でも特に語りたいポイントです。原作を遊んだ人ほど、「この場面、こんなにドラマチックだったっけ?」と驚くと思います。ここではドラクエ1側とドラクエ2側に分けて、どんな方向でストーリーが強化されているかを見ていきましょう。
ドラクエ1側で強化された物語
ドラクエ1は、もともと「竜王を倒して世界を救う」という非常にシンプルな筋立てでした。リメイク版では、そのシンプルさは残しつつ、勇者の旅路の途中で出会う人々のエピソードが丁寧に補強されています。ローラ姫との関係性はもちろん、各地の町人、行商人、兵士たちとの会話が増え、「この世界に暮らす人々の息づかい」がより感じられるようになりました。
たとえば、原作ではあっさり終わってしまったイベントに、後日談的なシーンが足されていたりします。「あのとき助けた人が、こんな形でまた登場するんだ」といったサプライズもあり、世界がひとつの物語として繋がっていく感覚が強まりました。盗賊カンダタをめぐるエピソードもその一例で、彼の存在が単なる強敵モンスターではなく、「ちょっと憎めないアウトロー」として印象に残るように描かれています。
ロトの勇者の伝説についても、ただ「昔すごい勇者がいた」だけで終わらず、遺された巻物や紋章、各地の石碑などを通して断片的に語られます。プレイヤーが自分の足で世界を巡りながら、「ロトの勇者はこういう旅をしていたのかもしれない」と想像できる余地が広がったのは、リメイクならではの良さですね。
ドラクエ2側でのドラマ性アップ
ドラクエ2は、三国の王子・王女が集う群像劇の色がもともと濃かった作品ですが、リメイク版ではその方向性をさらに押し出しています。各国の王や家臣、民衆の反応がかなり細かく描かれるようになり、「王子としての責任」「王女としての覚悟」といったテーマがより前面に出るようになりました。
大きなトピックが、サマルトリアの王女が新たに仲間として加わるという変更です。原作では「病弱なため旅立てなかった」というような存在でしたが、リメイクでは物語を通じて成長していくパーティメンバーとして活躍します。彼女の加入によって、パーティ内の会話がさらに増え、道中の何気ないシーンでも三国の価値観の違いや、彼女自身のコンプレックスが垣間見えるようになりました。
また、ハーゴンやシドー側の描写も部分的に強化されていて、「単なる悪役」というよりは、世界の成り立ちや信仰の歪みと深く結びついた存在として描かれています。特に終盤の展開では、ロトの血を引く者たちが背負ってきた宿命と、彼ら自身の選択がぶつかり合うような演出もあり、原作を知っていてもグッと来る場面が多いですよ。
難易度設定と攻略の目安
難易度まわりは、ドラクエ1&2リメイクを語るうえで避けて通れないポイントです。原作ドラクエ2はとくに「ロンダルキアの悪夢」で有名でしたが、リメイク版では3段階の難易度+救済設定で、かなり幅広いプレイヤーに対応する形になりました。
難易度のざっくりイメージ(あくまで目安)
| 難易度 | 向いているプレイヤー | レベリングの比重 |
|---|---|---|
| やさしめ | RPG初心者・久々にドラクエを触る人 | 短めのレベリングでOK、ストーリー重視 |
| ふつう | コマンドRPGに慣れている人 | 要所でしっかりレベル上げが必要 |
| いばらの道 | 高難度好き・やり込み勢 | 計画的なレベリングと装備更新が前提 |
この表はあくまでプレイした体感をもとにした目安であり、実際の難易度はプレイヤーの経験やプレイスタイル、巻物や紋章の回収状況によって大きく変わります。
ドラクエ1側は、原作と違って複数体の敵グループが出てくるため、「一人旅なのに囲まれる」というシビアな状況が頻繁に起こります。特にフィールドで油断していると、状態異常をばら撒く敵に一気に持っていかれることもあって、難易度を上げるほど「一歩一歩が冒険」という感覚が強くなります。逆に難易度を下げれば、多少装備やレベルが追いついていなくてもごり押し気味に進められるので、「とにかくストーリーを最後まで見たい」という人は安心して下げちゃって大丈夫です。
ドラクエ2側は、仲間が増えるぶん戦略の幅が広がりますが、その分敵の火力やギミックも手強く調整されています。特に中盤以降は、敵の行動パターンを見極めてターゲットを優先的に落としたり、巻物で覚えた補助呪文を駆使したりしないとキツい場面も多いです。レベル上げで押し切ることもできますが、難易度「いばらの道」だとそれだけではどうにもならない局面が出てくるので、状態異常やバフ・デバフを普通に戦術の一部として使う感覚が必要になってきます。
嬉しいのが、オートセーブと中断セーブの存在です。全滅しても直前のオートセーブからすぐやり直せるので、「あ、このパターンは無理だな」と感じたら、立ち回りを変えて再挑戦しやすいんですよね。昔のように「長時間の進行がすべて吹き飛ぶ…」というストレスはかなり軽減されています。
迷ったら、最初は「ふつう」でスタートして、詰まったら下げる・余裕なら上げるくらいの軽い気持ちでOKです。どうしても自信がない場合や、RPG経験がほぼゼロの場合は、最初から「やさしめ」でストーリーをじっくり追うのも全然アリですよ。
真エンディングと新シナリオ
ドラクエ1&2リメイクの中でも、特に話題に上がりやすいのがドラクエ2側に用意された真エンディングです。原作で一区切りついていたエンディングのさらに先を描く形になっていて、ロト三部作全体の物語を締めくくる大団円的な内容になっています。
真エンディングを見るためには、ただラスボスを倒すだけではなく、追加ダンジョンの攻略や特定イベントのクリアなど、いくつかの条件を満たす必要があります。条件自体はゲーム内のヒントやNPCのセリフから追えるようになっているので、落ち着いて世界を巡っていけば自然と道筋は見えてくるはずです。それでも不安な場合は、まずは普通のエンディングを迎えたあと、セーブデータを分けつつ追加要素を少しずつ触っていくスタイルがおすすめですね。
真エンディングを目指すうえでの注意ポイント
- 追加ダンジョンは敵の強さもギミックも高難度寄りで、装備更新や巻物集めがかなり重要
- 一部のイベントは取り逃しやすく、攻略情報なしでコンプリートを狙うと時間がかかる可能性あり
- ネット上のネタバレに触れすぎると、せっかくのサプライズが薄れてしまう
真エンディング関連の条件やダンジョン構造などは、アップデートや公式ガイドブックの追記によって解釈が変わることもあります。最新の仕様や細かい数値については、公式サイトや公式ガイドなどの情報源もあわせて確認し、最終的な攻略方針はご自身のプレイスタイルや時間の余裕に合わせて判断してください。
肝心の中身についてはネタバレになるので詳しくは書きませんが、HD-2D版ドラクエ3で匂わせていた伏線が回収されるような演出や、「あのときの選択にはこんな意味があったのか」と気づかされる展開が盛り込まれています。ロト三部作を時系列で追ってきたプレイヤーほど、「この順番で遊んでよかった」と思える仕掛けになっているのがニクいところです。
個人的には、真エンディングを見るかどうかで、ドラクエ1&2リメイクの印象はかなり変わると思っています。通常エンディングまででも十分楽しめますが、「ロトの物語に自分なりの区切りをつけたい」と感じているなら、ぜひ挑戦してみてほしいですね。難易度は高めですが、そのぶん達成感も強烈です。
評価レビューとメタスコア
発売後の評価を見ていると、ドラクエ1&2リメイクはけっこうハッキリ好みが分かれるタイプの作品だなと感じます。HD-2Dグラフィックや新シナリオを高く評価する声もあれば、「原作からの変更が大きすぎる」「難易度が尖りすぎている」といった意見もあり、メタスコア的にも「やや好評〜好評」の間を揺れている印象です。
ポジティブなレビューでよく見るのは、まずグラフィックと世界観の噛み合いについてのコメントですね。「ロトの世界観にHD-2Dはベストマッチだった」「ジオラマみたいなアレフガルドを歩くだけで楽しい」といった感想が多く、環境デザインやライティングの評価はかなり高めです。夜の城下町や洞窟の奥に差し込む光など、スクリーンショット映えもしますし、配信で見て惹かれて買ったという声もよく見かけます。
次に多いのが、ストーリー面の充実を評価する意見です。原作ではさらっと流れていたローレシア王とのやりとりや、ムーンブルク滅亡後の人々の反応などが丁寧に描かれることで、「昔は文章数行で済んでいたシーンが、ぐっと胸に迫るようになった」という感想が目立ちます。特にドラクエ2の悲劇性や、それを乗り越えていく王子・王女たちの姿に泣かされたというレビューも多く、ストーリー重視派からの評価は総じて高いです。
一方で、難易度やテンポの面では賛否が割れています。難易度「いばらの道」を選ぶと、「雑魚戦でも油断したら普通に全滅する」「巻物や紋章をしっかり集めていないと詰みかける」といった声もあり、ライト層にはややハードすぎるバランスに感じる人もいます。ただ、難易度を下げればストーリー重視で快適に遊べるので、「自分の好みに合わせて調整すれば問題ない」という見方も根強いですね。
総じて、「ロトの物語を改めて味わいたい」「昔よりも濃いドラマを楽しみたい」という人からは高く評価されていて、「原作と同じテンポでサクッと遊び直したい」という人には少し重く感じられる作品、といったバランスかなと思います。どちらが正しいというより、「どんなリメイクを期待しているか」で評価が変わるタイプのタイトルですね。
ドラクエ1&2リメイク購入ガイド

ここからは、「気になってきたから、実際に買うとしたらどのハードで、いつ、どのエディションにするか」というかなり現実的な話に入っていきます。同じゲームでも、どの環境で遊ぶかによって体験がけっこう変わるので、ここで一度しっかり整理しておきましょう。
発売日と価格と予約特典
ドラクエ1&2リメイクは、2025年10月30日にNintendo Switch 2 / Switch / PS5 / Xbox Series X|S / Microsoft Store(Windows版)が同時発売され、翌日の10月31日にSteam版が配信開始となりました。つまり、「基本はコンソールとWindowsストア版が同日スタートで、Steamだけ1日後」という構図ですね。
日本国内での通常版の希望小売価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに税込7,678円です。2作品のフルリメイクがこの価格に収まっているので、RPGとしての総プレイ時間や遊びごたえを考えると、一般的なフルプライスタイトルの範囲にしっかり収まっている印象です。海外では59.99ドル前後、59.99ユーロ前後といった価格帯で、こちらもフルプライスの扱いになっています。
パッケージ版は「キーカード」形式になっていて、箱の中にはゲームカードではなく、ダウンロード番号が印刷されたカードが封入されています。インターネット接続と一定以上の空き容量が必須なので、回線事情やストレージ容量に不安がある人は、事前にしっかりチェックしておいた方がいいですよ。とくにSwitch旧型本体で内蔵ストレージのみを使っている場合、ほかのソフトとの兼ね合いで空き容量がシビアになりがちです。
予約・早期購入特典としては、戦闘や旅をサポートしてくれる消費アイテムセットや、PC・スマホ用のデジタル壁紙などが配布されました。また、スクウェア・エニックス e-STOREやローソンLoppi・HMVでは、アクリルブロックやピンズといった物理グッズ付きの限定版も販売されており、コレクター心をくすぐるラインナップになっていました。
(出典:スクウェア・エニックス公式サイト『ドラゴンクエストI&II』製品情報ページ)
価格・特典をチェックするときの注意
- 価格はストアごとのセールやキャンペーンで変動する場合がある
- 限定版・店舗別特典は数量限定で、終了後は中古市場でのみ入手可能になるケースが多い
- 中古パッケージのキーカードは、すでにコードが使用済みの可能性もあるため要注意
ここで紹介している価格や特典内容は、あくまで一般的な目安です。実際の販売状況やキャンペーンの有無は日々変化するため、正確な情報は各プラットフォームの公式ストアや公式サイトをご確認ください。購入タイミングやエディションの選択など、お金に関わる部分については、ご自身の予算やプレイスタイルをよく考えたうえで、最終的な判断を行ってくださいね。
対応ハードとSwitch2情報
対応プラットフォームはかなり幅広く、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windows(Microsoft Store/Steam)と、現行の主要ハードはほぼ網羅されています。ゲーム内容そのものはどのプラットフォームでも共通ですが、解像度やフレームレート、ロード時間といったプレイフィールの部分で違いが出てくる形です。
まずSwitch系から見ていくと、Switch版とSwitch2版は完全に別ソフト扱いになっています。Switch版はSwitchとSwitch2の両方で遊べますが、その場合でも描画スペックはSwitch版準拠です。一方でSwitch2版はSwitch2専用で、Switch本体では起動できません。ここはFAQでもかなり強調されているので、パッケージを買うときは絶対に間違えないようにしたいポイントですね。
ハード別のざっくり特徴まとめ
| ハード | 特徴 | 向いている遊び方 |
|---|---|---|
| Nintendo Switch | 携帯モード対応でどこでも遊べる。解像度は控えめだが安定 | 通勤・通学中やベッドで少しずつ進めたい人 |
| Nintendo Switch 2 | より高解像度・高描画スペックでHD-2Dを堪能できる | スイッチ派で、映像クオリティもできるだけ重視したい人 |
| PlayStation 5 | 高速SSDによるロードの速さと大画面プレイ | リビングのTVで腰を据えてプレイしたい人 |
| Xbox Series X|S | 4K対応TVとの相性が良く、実績システムも充実 | XboxメインでRPGを遊んでいる人 |
| PC(Steamなど) | マシンスペック次第で高解像度・高fpsが狙える | スクショや配信、MOD環境を重視するPCゲーマー |
じゃあ、どのハードを選べばいいのか。これは正直なところ、「あなたがゲームを遊ぶシーン」に合わせるのが一番です。家のTVの前でじっくり腰を据えて遊ぶことが多いならPS5やXbox、スキマ時間にちょこちょこ進めたいならSwitch系、PCで他の作業と並行しながら遊びたいならSteam版、といった感じですね。
HD-2Dの絵作りは「TVで見ると映える」タイプではありますが、携帯モードで小さな画面にぎゅっと詰まったジオラマ感もなかなか良いので、そこは完全に好みの問題だと思います。すでに持っているハードがあるなら、まずはそこを優先して検討すればOKですよ。
DQ3リメイクとの違い比較
先に出たHD-2D版ドラクエ3と、今回のドラクエ1&2リメイクは、同じロト三部作のリメイクということもあって比較されがちです。見た目のトンマナやUIはかなり近いのですが、リメイクの「攻め方」はわりと違うので、その差を理解しておくと期待値を調整しやすくなります。
共通しているのは、まずHD-2Dグラフィックと、ターン制コマンドバトルをベースにした戦闘システムです。どちらも「原作のドットの雰囲気を残しつつ、立体的な世界と演出で今のRPGとして遊べるようにする」というゴールを共有していて、メニュー構造やコマンド配置などもシリーズとしての統一感があります。HD-2D版ドラクエ3を遊んだあとなら、操作感に関してはほぼ説明無しで入っていけるはずです。
大きく違うのは、「どこまで原作を変えるか」というスタンスです。HD-2D版ドラクエ3は、原作のストーリーラインをかなり忠実にトレースしつつ、新職業や裏ダンジョンなど「+α」の要素を加える形でした。一方、ドラクエ1&2リメイクは、ストーリーの肉付け量や新キャラの追加、真エンディングの存在など、「原作の骨格は残しつつも、かなり再構築寄り」のアプローチになっています。
たとえば、ドラクエ3リメイクでの冒険は、「昔やったあの展開を、現代的なビジュアルとシステムでもう一度追体験する」方向の楽しさが強いです。それに対してドラクエ1&2リメイクは、「昔遊んだあの物語が、実はこんな裏側を持っていた」とか「こんな解釈で描き直されるのか」という驚きがメインになります。どちらが好きかは人それぞれですが、「原作リスペクト強めのドラクエ3」「大胆リビルドのドラクエ1&2」というイメージで押さえておくと分かりやすいかなと思います。
ロト三部作を全部遊ぶつもりなら、まずHD-2D版ドラクエ3で世界観とシステムに慣れてから、ドラクエ1&2リメイクに入る流れがスムーズです。その際、「3は原作にかなり近い」「1&2はかなり変わっている」という前提を持っておくと、いい意味で驚きを楽しみやすくなりますよ。
ロト三部作の繋がり解説
ロト三部作の魅力は、やっぱり「3→1→2と続いていく大きな物語」を感じられるところだと思います。HD-2D版で時系列順にリリースされたことで、その繋がりがよりハッキリ意識できるようになりました。ここではネタバレを避けつつ、どういう形でリンクしているのか、ざっくり整理してみます。
まず前提として、物語の時系列はドラクエ3 → ドラクエ1 → ドラクエ2です。ドラクエ3の勇者ロトの冒険が、伝説として語り継がれ、その子孫たちがドラクエ1・2の主人公として登場していく、という流れですね。HD-2D版では、この「伝説の世代間リレー」が、巻物や紋章、各地の会話やモニュメントなどを通じてより具体的に描かれるようになりました。
たとえば、ドラクエ1&2リメイクの中には、ドラクエ3で訪れた場所や出来事を彷彿とさせる地名・伝承・遺物がちらほら登場します。プレイヤーがドラクエ3を遊んでいると、「あ、この名前あのときの……」という気づきがあって、ちょっとしたクロスオーバー感を味わえるんですよね。逆に、ドラクエ1&2から入った人が後でドラクエ3を遊ぶと、「ここがあの伝説の始まりの場所だったのか」と遡って感動できる構造にもなっています。
さらに、ドラクエ2の真エンディング周りには、ドラクエ3リメイクで追加された要素や伏線が絡んでいると言われていて、三部作を通してひとつの巨大な物語を読み解くような楽しさがあります。もちろん、細かい繋がりを全部追わなくても普通にストーリーは楽しめますが、ロト三部作ファンなら、ちょっとしたセリフの違いや背景の描き込みなども気になってくるはずです。
個人的なおすすめとしては、時間が許すなら「HD-2D版ドラクエ3 → ドラクエ1&2リメイク(1→2)」の順番で通しプレイしてみてほしいです。そうすると、最後にドラクエ2の真エンディングまで辿り着いたとき、「この順序で遊んできたからこそ刺さる」シーンがいくつも出てきますよ。
ドラクエ1&2リメイク総合評価
最後に、ここまでの内容を踏まえてドラクエ1&2リメイクの総合評価をまとめておきます。結論から言うと、「ロトの物語が好き」「RPGのじっくりした育成と探索が好き」な人にはかなり刺さる一作だと感じています。一方で、原作のテンポやシンプルさをそのまま求めていると、ボリュームの増え方や難易度の尖り方に戸惑うかもしれません。
ドラクエ1&2リメイクがおすすめな人
- ロト三部作を改めてしっかり味わいたい、あるいは初めて通しでプレイしたい人
- キャラクターの掛け合いやサブストーリーなど、物語の厚みを重視する人
- レベル上げや装備更新、スキル構成を考える時間も含めてRPGを楽しめるタイプの人
- HD-2Dのジオラマ風グラフィックが好きで、世界に浸りながらゆっくり遊びたい人
人によっては合わないかもしれないポイント
- 「原作そのままのテンポでサクッと遊び直したい」と思っていると、改変の多さに驚くかも
- 高難度設定では雑魚戦も含めてかなりシビアで、ライト層には重く感じられる可能性がある
- 1本のRPGとしてのボリュームが大きいため、「週末でサクッとクリアしたい」遊び方にはあまり向かない
ゲームの好みやプレイスタイルは人それぞれなので、「絶対にこう感じる」と言い切ることはできません。この記事で挙げたポイントはあくまでひとつの目安として見てもらい、気になる点があれば公式サイトの情報や、各ストアのユーザーレビューもあわせてチェックしてみてください。どのハードで買うか、どの難易度で始めるかなどは、あなた自身の生活リズムや好みに合わせて、無理のない範囲で決めていくのがおすすめです。
ドラクエ1アンド2リメイクは、原作の魅力を大切にしながらも、「今この時代にロトの物語を語り直すならこうする」という開発側の覚悟がしっかり伝わってくる作品です。昔遊んだ人にとっては懐かしい再会であり、初めて触れる人にとっては王道RPGの入門編としても楽しめるタイトルになっています。
この記事が、あなたがドラクエ1アンド2リメイクを手に取るかどうか、そしてどんな遊び方をするかを決めるときのヒントになればうれしいです。ロトの伝説の続きを、ぜひあなた自身の手で確かめてみてくださいね。


