「銀魂 アニメ 最終回 ひどい」と検索してこの記事にたどり着いた方は、あの独特なラストにモヤモヤを感じたのではないでしょうか。銀魂のアニメは本当に完結したのか、続きはあるのか、最終回は何話だったのか……。また、「銀魂の最終回の敵は誰ですか?」や「銀魂ザファイナルはアニメの続きですか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、アニメ全367話の中で描かれた長編ストーリーから最終回の真相、漫画と原作の違い、そして「銀魂の最終回はどこで読めますか?」といった情報まで、初めての人にもわかりやすく整理してお伝えします。
このブログを読めば分かる情報です
- 銀魂アニメ最終回がひどいと感じられる理由
- 最終回で描かれた展開と敵キャラの正体
- アニメと映画、原作それぞれの完結の違い
- 銀魂の続きがあるかどうかや視聴方法
銀魂 アニメの最終回がひどい理由を解説

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- 銀魂の最終回どうなった?意外な終幕
- 銀魂の最終回の敵は誰ですか?
- カップルの行方は?
- 何話で完結したのか
- 銀魂の最終回はどこで読めますか?
銀魂の最終回どうなった?意外な終幕
アニメ『銀魂』の最終回は、あらゆる意味で“らしさ”全開の幕引きでした。ストーリーが完全に締めくくられたわけではなく、むしろ視聴者の想像に委ねる形で終わったことが、賛否の分かれる要因となっています。
物語の終盤では、銀時が正体を隠しながら町に戻ってくるシーンが描かれましたが、そこで巻き起こるドタバタ劇がメインとなっていました。中でも印象的なのは、敵の追撃から逃れる銀時が、なぜかオムツ姿で吊るされていたという衝撃の展開です。笑いを交えながらも、シリアスな再会や仲間たちの絆に触れる場面もあり、感動と混乱が同時に押し寄せます。
一方、終盤に差し込まれた“銀魂裁判”のようなメタ展開では、アニメがなぜこの形で終わるのか、スタッフや原作に対するユーモアを交えたパロディが展開されました。ファンにとっては思い出深い演出ですが、物語の区切りとして見ると中途半端に感じる方も少なくありません。
つまり、最終回は「銀魂らしい終わり方」であった一方で、物語の完結を求めていた人には物足りなく感じられる内容でした。その後のストーリーは劇場版『銀魂 THE FINAL』に引き継がれます。
銀魂の最終回の敵は誰ですか?
アニメ『銀魂』最終回付近のストーリーで登場する敵は、宇宙規模の争いを巻き起こした「虚(うつろ)」が中心人物です。彼は物語の最重要人物であり、銀時たちが長年追い続けてきた最大の宿敵でした。
虚は、かつての師である吉田松陽と同一人物でありながら、その人格はまったく異なる存在です。過去に絶望し、不老不死の存在として数百年にわたり争いと破壊を繰り返してきた彼は、最終章「銀ノ魂篇」において、世界そのものを巻き込む戦いを仕掛けてきます。
この戦いの中で、銀時、新八、神楽をはじめとするかぶき町の仲間たち、真選組や攘夷志士、さらにはかつての敵も含めた勢力が団結し、虚に立ち向かう展開が描かれました。敵が誰かという問いに対しては、この虚こそが『銀魂』という長編シリーズを通じた最終的な脅威といえるでしょう。
最終的に彼は倒されますが、後日譚となるエピソードや映画版で語られる真実もあるため、完全に物語を把握するには続編の視聴も必要です。
カップルの行方は?
『銀魂』の最終回では、はっきりとしたカップル成立の描写はありません。これは原作漫画・アニメシリーズの一貫したスタンスでもあり、恋愛を主軸にせず、あくまでギャグやバトル、仲間同士の絆を軸に展開してきたシリーズならではの結末です。
ただし、キャラクター同士の関係性にはファンの間でさまざまな考察が存在します。特に「沖田と神楽(沖神)」「銀時と月詠」「新八とお妙」といったペアは長年話題となってきましたが、どの組み合わせも決定的な告白や関係の進展が描かれることはありませんでした。
また、最終回に近いエピソードや映画『銀魂 THE FINAL』でも、感情の交錯や再会の場面はあっても、恋愛的な意味での結末には触れていません。これにより、多くのファンは「最終回カップル成立」を期待しつつも、それぞれの想像に任せられた余韻を楽しんでいる状況です。
そのため、カップルの行方については「明確な答えはなく、あえて曖昧にされた」と言えます。恋愛要素に期待していた人には物足りなさもありますが、その自由度が『銀魂』という作品の魅力のひとつでもあります。
何話で完結したのか
『銀魂』のアニメシリーズは、2006年から放送が始まり、最終的に全367話で完結しました。ただし、放送は一貫して続いたわけではなく、複数のシリーズに分かれています。
具体的には、第1期(2006年〜2010年)から始まり、第2期『銀魂’』、その延長戦、第3期『銀魂°(ど)』、そして第4期『銀魂.(てん)』と続きます。この4期までで原作のほとんどがアニメ化されました。最終話となる第367話は2018年10月8日に放送されました。
ただし、この回で全ての物語が終わったわけではありません。ラストはメタ的な展開を含んでおり、本編の完全な締めくくりには至っていません。物語の結末は、その後に公開された劇場版『銀魂 THE FINAL』(2021年)が担っています。
したがって、アニメ本編は全367話で一旦完結し、完結編にあたる内容は映画で描かれたという構成になっています。アニメ版の最終回を理解するには、この映画も含めて視聴するのが望ましいでしょう。
銀魂の最終回はどこで読めますか?
『銀魂』の原作漫画の最終回は、ジャンプGIGAおよび「銀魂公式アプリ」で配信された後、コミックス最終巻77巻に収録されています。
もともと週刊少年ジャンプで連載されていた『銀魂』ですが、最終章に入った後に連載が終了し、続きはジャンプGIGAへと移行。その後も完結しないまま、「銀魂アプリ」で本当の最終回が公開されるという異例の展開をたどりました。
このため、雑誌だけで読んでいた読者には「どこまで読めば終わるのか」が非常に分かりにくい状態でした。現在では紙または電子書籍でコミックス77巻を購入することで、最終話までまとめて読むことができます。
また、各種電子書籍サービス(例えばKindle、BOOK☆WALKER、コミックシーモアなど)でも取り扱われているため、スマホやタブレットからすぐに読むことも可能です。
注意点として、最終巻に至るストーリーは非常に長く、複雑な伏線や登場人物が多いため、途中からでは理解が難しいかもしれません。これから読む人は、巻数を飛ばさずに順を追って読んでいくことをおすすめします。
銀魂 アニメの最終回がひどいと感じる前に

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- 銀魂ザファイナルはアニメの続きですか?
- 続きはあるのか?
- 全何話?シリーズの全体像
- 長編で描かれた物語とは
- 1話から見直す価値は?
- 最終回と漫画 最終回の違い
銀魂ザファイナルはアニメの続きですか?
はい、『銀魂 THE FINAL』はテレビアニメシリーズの正式な続編であり完結編にあたります。テレビアニメ最終話(第367話)で完結しきれなかったストーリーを補完し、完全に物語を締めくくるために制作されました。
この映画は、原作漫画の最終章「銀ノ魂篇」のラストをベースにしつつ、アニメオリジナルの演出や名シーンの再構成も含まれており、シリーズファンに向けた集大成といえる内容です。加えて、過去の名場面を振り返るような演出も散りばめられており、視聴者の記憶に残るような構成になっています。
つまり、アニメで描かれなかった物語の本当の結末が知りたい人には、『銀魂 THE FINAL』の視聴が不可欠です。テレビアニメだけでは物語の核心に触れ切れないため、映画まで見て初めて『銀魂』が“本当に完結した”と感じられるでしょう。
続きはあるのか?
現時点で、テレビアニメ『銀魂』の続きが制作される予定はありません。2021年に公開された『銀魂 THE FINAL』が公式に“完結編”とされており、それ以降のアニメ新作についての公式発表は行われていません。
また、原作漫画もすでに完結済みであり、作者・空知英秋さんも一区切りとして作品を締めくくった形となっています。そのため、アニメの“新シリーズ”や“続編”という意味での動きは、少なくとも今のところ望みにくい状況です。
ただし、『銀魂』は過去にも劇場版やスペシャルエピソードといった形で新作が発表されてきました。ファンの多い作品であることから、将来的に“外伝”や“おまけ的な短編”が制作される可能性はゼロではありません。とはいえ、物語本編の「続き」が描かれることはまずないと考えておくのが現実的です。
全何話?シリーズの全体像
『銀魂』のテレビアニメシリーズは、全367話で構成されています。これには複数のシリーズが含まれており、以下のように段階的に展開されてきました。
- 銀魂(第1期):2006年4月〜2010年3月まで放送。全201話。
- 銀魂’(第2期):2011年4月〜2012年3月、2012年10月〜2013年3月まで放送。全64話。
- 銀魂°(第3期):2015年4月〜2016年3月まで放送。全51話。
- 銀魂.(第4期):2017年1月〜2018年10月まで放送。全51話。
※その他、特別編や再編集版などを除いた本編話数です。
このように、断続的に放送されつつも、全体を通してひとつの物語がつながっている長編シリーズであることが特徴です。特に最終章である「銀ノ魂篇」以降は、ギャグよりもシリアス寄りなストーリー展開が多くなっており、物語としての深みも増していきます。
また、テレビアニメの続きや真の最終回は、前述の通り映画『銀魂 THE FINAL』で描かれているため、視聴の際は映画もあわせてチェックするのがおすすめです。
長編で描かれた物語とは
『銀魂』のアニメでは、ギャグ回が多いことで知られていますが、長編エピソードではしっかりとしたストーリー展開やシリアスな戦い、キャラクターの成長などが描かれています。このギャップこそが銀魂の魅力であり、多くのファンに愛されている理由の一つです。
代表的な長編には以下のようなものがあります。
- 紅桜篇:銀時と桂の過去、攘夷志士としての背景が描かれる人気エピソード。剣戟アクションと人間ドラマが融合した初期の傑作です。
- 真選組動乱篇:真選組内の内乱を巡る物語で、土方十四郎の過去や信念が深く描かれました。
- 吉原炎上篇:夜の街・吉原を舞台に、銀時たちが強敵・鳳仙と対峙する激しい戦いが展開されます。
- 四天王篇:かぶき町の四天王たちの抗争を中心にしたエピソード。お登勢や辰馬ら脇役たちの活躍も見どころです。
- 将軍暗殺篇/さらば真選組篇:物語のクライマックスに向けての序章。将軍の死と真選組の崩壊が描かれるシリアスな展開。
- 銀ノ魂篇:最終章。地球の運命をかけた大戦争が繰り広げられ、全キャラクターが集結します。
このように、銀魂の長編はギャグとは違った重厚なドラマと世界観の深掘りが特徴です。特定のキャラクターが好きな方にとっては、その人物の過去や覚悟が描かれる重要な回でもあります。
1話から見直す価値は?
『銀魂』を1話から見直す価値は十分にあります。その理由は、ギャグとシリアスが交互に展開される構成や、伏線の回収が長期的に行われるためです。
例えば初期のギャグ回では、パロディや小ネタが多く登場しますが、それらは後のシリアス回にも影響を与える場合があります。また、初登場時はコミカルだったキャラクターが、長編エピソードで重要な役割を果たすことも珍しくありません。
特に銀時、桂、高杉、坂本ら攘夷志士の背景や、真選組と万事屋の関係性などは、初期エピソードを知っていることで深く理解できるようになります。つまり、最終章や劇場版だけを見るのではなく、一貫した物語の流れとして視聴することで、キャラクターたちの変化や成長に感情移入しやすくなるのです。
もちろん話数は多いですが、ギャグ回が多いためテンポよく進めることができ、肩肘張らずに見続けられる点も大きな利点です。
最終回と漫画 最終回の違い
『銀魂』の原作漫画は、独特な終わり方をしたことで話題になりました。ジャンプ本誌での連載終了後、ジャンプGIGA、そして銀魂公式アプリへと連載媒体を移し、ようやく完結したという流れが大きな特徴です。
この流れの中で生じた最終回の違いを理解するには、「どの段階で読んだか」が大きく影響します。ジャンプ本誌で終わった段階では、本当の意味で物語は終わっておらず、キャラクターたちのその後や伏線の回収も不十分なままでした。
その後のジャンプGIGAやアプリ版では、より踏み込んだ展開が描かれ、真の最終回はアプリ版にて公開されました。このため、「ジャンプで読んだ人」「アプリで読んだ人」で最終回の認識が異なることがあります。
一方で、アニメ版では原作に準拠しつつ、完結編として『銀魂 THE FINAL』という映画で終わりが描かれました。アニメ版と漫画版のラストに大きな物語の食い違いはありませんが、細かい演出やセリフなどには違いが見られます。
つまり、同じ最終回でも媒体によって受け取り方が異なるため、全体を把握したい場合は漫画・アニメ両方をチェックするのが望ましいと言えるでしょう。
銀魂 アニメの最終回がひどいと感じた理由と作品の全体像まとめ
- 最終回はオムツ姿で吊るされた銀時が話題となった異色展開
- 銀魂裁判というメタ的な終わり方に賛否が分かれた
- ストーリーの完結は劇場版『銀魂 THE FINAL』へと持ち越された
- 本当のラストがアニメで描かれなかったことに不満の声もある
- 最終敵は虚(うつろ)で、全勢力が結集して対抗した
- 恋愛的な結末は描かれずカップル成立も明言されなかった
- アニメは全367話で完結したが、完全に終わった印象は薄い
- アニメは4期構成でシリーズごとに雰囲気や作風が変化した
- 原作漫画の最終回はジャンプ→GIGA→アプリへと移行した
- 原作の完結には複数媒体をまたいだ閲覧が必要だった
- 映画『銀魂 THE FINAL』はアニメの正統続編として完結編を描いた
- アニメ新作の予定はなく、本編の続きは今後も期待しづらい
- 長編エピソードではギャグとは一線を画す重厚な物語が展開された
- 初期ギャグ回にも後の伏線があり、全話視聴の価値は高い
- 媒体ごとに演出や展開が異なり、原作とアニメの両方を追う意義がある